なぜ原晋監督は青学を最強に出来たのか?指導方法や著書は?

タスキをつなぐ人 有名人

青山学院大学陸上競技部の原晋(はらすすむ)監督は、箱根駅伝での連覇を率いた名将として有名となりましたね。

原晋監督はビジネス思考で箱根路に一時代を築き、異端の改革者として注目されています。選手たちに厳しい練習と高い目標を課す一方で、彼らの個性や自主性を尊重し、チームの結束力を高める指導者として有名です。

また陸上競技の指導者だけでなく、青山学院大学の教授やテレビのコメンテーターとしても活躍しており、組織マネジメントやリーダーシップに関する著書も多数出版しています。

原晋はどんな人で、どんな経歴で昨今の様な輝かしい結果を残せたのでしょうか?

原晋さんとはどんな人?

選手としての能力はどうだった?

原晋監督は広島県三原市出身で、中京大学卒業後に中国電力に入社しましたが、自身の選手としての結果はどうなのでしょう?

彼は1989年に中国電力陸上部に1期生として入部。

主将として1993年の全日本実業団駅伝初出場。1995年に現役を引退。

その後、36歳のときに退職して青山学院大学の監督に就任しました。

原晋さんが監督になってからの青山学院の成績は?

青山学院大学の陸上競技部は、原晋監督の指導のもとで、箱根駅伝の常連校となり、過去10年間で7回の優勝を果たしています。

青山学院大学の駅伝部は、原晋監督の就任以前には廃部寸前の状況でした。

箱根駅伝への初出場は1943年でしたが、1976年の第52回大会で途中棄権して以降、33年間も出場できませんでした。

しかし2004年に原晋監督が監督に就任すると、5年後の2009年に記念大会となった第85回大会で復帰を果たしました。

その後は順調に力をつけていき、2015年から2018年まで4連覇を達成し2020年には5回目の優勝を果たしました!

2024年1月2~3日に開催された第100回箱根駅伝では、往路・復路ともに新記録を樹立し、2年ぶり7回目の総合優勝、5度目の完全優勝を果たしました。

往路では5時間18分14秒でトップ通過し、復路では5時間23分12秒でトップフィニッシュしました。

総合タイムは10時間41分25秒で、2018年と2020年に青山学院大学が記録した旧記録(10時間43分42秒)を2分以上更新しました。

特に復路では2位駒沢大と6分35秒差をつける圧倒的な強さを見せましたよね!

原晋監督は、「12月の前半から中盤にかけてチーム状況が非常に悪くて、シード権を取れるかどうか、それくらいのチーム状況だった。そこから約3週間で学生たちが本気で箱根駅伝に向き合ってくれたこと、私以上に、学生たちが優勝したいという思いが強かったレースでした。」

とコメントしました。

青山学院大学の駅伝部は、原晋監督の指導と選手たちの努力によって、歴史を変えるほどの成長を遂げたのですねー。

原晋監督が考える指導方法とは?

原さんの指導方法は、彼独特なものです。

まず原監督と言えば、毎年キャッチ―なスローガンを掲げることで有名ですよね!

例えば2018年10月の出雲駅伝のときは「ヨロシク(4649)大作戦」のチームスローガンを掲げ貫禄の勝利を飾り、11月の全日本大学駅伝でも「メラメラ大作戦!」w で圧勝しました。

2024年でちょうど就任20年目を迎えましたが、その時スローガンは、

「負けてたまるか!大作戦」と銘打ち、打倒・駒澤大を掲げ、チーム全力で戦いました。

その結果、見事優勝に返り咲いたのです!

原さんの指導方法でひとつベースとなっているのは、営業マン時代に培ったビジネス思考を駅伝に応用したものだと思われます。

選手たちに自分で考えて行動させることで、主体性と創造性を育てているのですね。

それは彼の著書の中でも記載されています。

原晋さんの著書3選!

女性ランナー

原さんには著書がいくつかあり、その内容は、彼が陸上競技とビジネスで培った経験や知識をもとに、人や組織を強くする方法を具体的かつ分かりやすく伝えています。

主な著書には、「逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です」、「人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157」、「「挫折」というチカラ 人は折れたら折れただけ強くなる」、「最前線からの箱根駅伝論 監督就任20年の集大成」などがあります。

いくつかの著書から厳選3つの内容について、エッセンスをご紹介します。

逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です

営業マン時代に学んだビジネスの手法を駅伝に応用した指導法を紹介しています。
選手たちに自分で目標を設定させ、それを毎月A4サイズの紙に書き出して食堂に貼り出させることや、毎朝1分間スピーチを行わせることなど、自信とモチベーション、コミュニケーション能力や表現力を高める工夫が満載です。

人を育て 組織を鍛え 成功を呼び込む 勝利への哲学157

選手たちに伝えてきた157の言葉を紹介しています。
これらの言葉は、陸上競技だけでなく、社会人や学生などさまざまな立場の人々にも役立つ教訓やヒントになっています。

「挫折」というチカラ 人は折れたら折れただけ強くなる

挫折こそが成功のもとであるという考え方を説いています。

自身が経験した挫折や苦難から得た教訓や気づきを共有し、どうすれば挫折から再起し、さらに高みへとステップアップできるかを示唆しています。

どうでしょう。少し興味が出てきましたよね?

原さんの著書は、読者に自分で考えて行動することの大切さや楽しさを教えてくれます。
また、読者に自分自身や周囲の人々への理解や尊重を促します。

「まずは思うこと、動くこと、そしてあきらめないこと。すべてはそこから始まる」と言っています。

その言葉通り、自身も自分の夢や目標に向かって努力し続け、青山学院大学の駅伝部を歴史を変えるほどの成長を遂げさせました。

著書を読めば、あなたも自分の可能性やチャンスに気づき、新しい挑戦に取り組むことができるような気がしてきますね。

著書から学ぶ原晋さんの指導方法5選!

著書の中にある、指導の実践方法を5つのポイントに纏めてみました!

1) 半歩先の目標を設定する

選手たちに現状に満足せず、常に高い目標を持たせます。

目標は半歩先の達成可能なものであり、毎月達成することで自信とモチベーションを高めます。

選手たちには自分で目標を設定させ、それを毎月A4サイズの紙に書き出して食堂に貼り出させているそうです。

例えば、箱根駅伝初出場を果たした2009年には、「3年後に優勝する」という目標を掲げました。

この目標は現実的ではないと思われましたが、選手たちはそれに向かって努力し、2015年に見事初優勝を達成しました。

また、選手たちは5~6人のグループで目標管理ミーティングを開き、互いにアドバイスや励ましあいを行っているそうです。これによってチームワークとコミュニケーション能力が向上します。

2) 基本的なルールを徹底する

原さんは選手たちに集合時間や門限などの細かいルールを厳しく守らせているそうです。

これは陸上競技や社会人として時間を大切にすることや、組織としての基本を身につけることを目的としています。

また、ルールを守ることで自己管理能力や責任感も養われていくのだと言っています。

3) 自律性と自発性を育む

原さんは選手たちに自分で目標を設定させたり、毎月A4サイズの紙に書き出して食堂に貼り出させたりもしているとのこと。

また、毎朝1分間スピーチを行わせたり、自分でトレーニングメニューを考えさせたりしてるんですって。

これは自分の考えや感情を言語化し、自信とモチベーション、コミュニケーション能力や表現力を高め、自己理解を深めるための工夫です。

4) 理念の共有をする

原晋さんは、チームの理念として「箱根駅伝を通じて社会に有益な人間を作る」というものを掲げています。

この理念は選手だけでなく、スタッフや関係者、ファンやメディアなどすべての人に伝えているそうです。

理念の共有によってチームの一体感や方向性が明確になり、強くなっていったのですねー。

5) 決断する力を持つ

原晋監督はサポート型のリーダーであり、選手たちに自主性や主体性を尊重します。

しかし、必要なときには断固とした決断を下します。

例えば、2018年の箱根駅伝では、往路のエースである神野大地(4年)を10区に回し、区間賞を獲得させました。

このように、リーダーは最終的に責任を持って決断することが重要です。

まとめ

青山学院大学陸上競技部の成功は、原晋監督の革新的な指導の賜物です。

選手一人ひとりの能力が高いことはもちろんですが、そのポテンシャル、潜在力を発揮させる原さんの指導力には学ぶものが多いと思います。

後輩への指導方法やリーダーシップを学び、新たな挑戦に取り組む勇気を得ることができるのではないかと思います!

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