最近の夏は本当に、異常気象と呼べる暑さが連日続いていますよね。
もはや、異常が定常化してこれが普通になっては来ていますが、昔と比べて確実に気候・気象は良くない方向に変わってきています。
さて皆さんは普段ジョギングの際に、サングラスを身に着けていますでしょうか?
一般的に日本を含むアジア系の人種は、欧米の方に比べて黒目の色素が濃く、比較的紫外線に強い目を持っていると言われています。
また、欧米の方に比べて鼻が低く、サングラスが似合わないと思っている方が多い印象です。
それもあってか、普段使いでサングラスをかけている方は少なく、たまにかけている人を見ると、
「気取っている」とか、「カッコつけている」などと言ったイメージを持たれがちですね。
しかし昨今、炎天下の日差しの下で外出する時際にサングラスを着けることがもはや必須になってきていると思います。
僕はジョギングの時も、サングラスをして走ることがもはや必須になっています。
ここでは、紫外線についての豆知識や、サングラスをして走ることのメリット、おすすめのサングラスについて書いていきます。
紫外線量は昔に比べて増えている?
最近、紫外線自体は強くなってきているのでしょうか?
僕はその昔、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在していたことがあります。
オーストラリアは、当時でも日本の約6倍以上の紫外線量があると言われていて、さすがに外ではサングラスしないと目がチカチカと痛かった記憶があります。
それに比べて日本はまだ比較的紫外線量が少ないと思っていたのですが、
気象庁によると、なんと過去10年(1990年観測開始)から4.6%も増加しているそうです!
【参考文献】気象庁HP:https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/diag_cie.html
僕が子供の頃は、家で過ごすよりは晴れの日に外に出て日焼けした方が健康になるなどと言われていた時代でした。昭和ですね。。
でも実際、夏に真っ黒に日焼けした子供達を見ると、元気で健康的な印象を持ちますよね!
でも昨今のこの異常な暑さと紫外線量では、炎天下での活動は過度の日焼け以外にも熱中症など多くの危険があり、もはや外に出ることを控えるようにアナウンスされる時代です。
昔の常識は通用しなくなってきましたね。。
目から日焼けするって都市伝説レベルの噂?
ネットを調べると、目から紫外線が入って、日焼けすると言うことが書かれている記事があります。
マウスの実験ではそのような報告をしている学会チームがあるようですが、
人間に関してそう言った事実や明確なエビデンスは、明確に見つけられませんでした。
まことしやかに流布されてますが、実は都市伝説かもしれません。
サングラスをしないことで引き起こす問題
目から日焼けするかはともかく、目から入った紫外線の影響により発症する病気があります。
こちらの方が怖いですよね。
具体的には紫外線を浴び続けることで、以下のような症状を発症する可能性があります。
・目の痛みや炎症
・目の疲れや頭痛
・目の乾燥
・光に対する過敏症
・白内障
・翼状片
・網膜変性症
・結膜炎、紫外線角膜炎
これらの問題を回避するためには、UVカットサングラスを着用することが重要です。
やはり日中のサングラスはいまや必須だと言えます。
ジョギング時だけでなく、普段外出する時もかけておいた方が良いですよね。
ジョギングでサングラスをするメリット4選
ジョギングする時にサングラスを着けるメリットについて考えてみました。
眩しさ、紫外線から目を守る、疲れにくくなる
まずはサングラスの普通の目的。眩しい太陽の光を直接浴びることを防ぎ、痛み、疲れ、乾燥から目を守ります。
また、サングラスを着用することで、目の周りの皮膚を紫外線から保護してくれます。
さらに、紫外線照射による体の疲れを軽減することに役立ちます。
埃や砂塵、虫から目を保護できる
走っているときは、蹴項ホコリやゴミが飛んできて目に入ります。
夕方だとブトやコバエなどの小さな虫が顔にぶつかってきたりします。それらが目に入らないように防ぐ効果もあります。
走っている時に顔や目に虫が当たるのは結構イライラしますよね!
ただし口に入ってくるのはどうしようもないですけどね・・・
この場合はマスクでしょうかね。ただ夏だと暑いし、呼吸が苦しくて別の問題が起きそうですけどね。
走ることに集中できる
サングラスをすると、マスク同様一目では誰か分からなくなる効果があります。
そのため、ジョギング中に他の人に見られている、知り合いに見られているかも、ということを気にする必要がなくなりますね。
また濃い色のサングラスをすることで、目線を隠すことができるところもメリットかと思います。
その結果、走ることに集中することができます。
音楽なんか聞きながら走ってると、サングラス効果で羞恥心が薄れることで、たまにテンションが上がり過ぎることもあります。
ほどほどにしたいところです(いい歳ですし)
上級者っぽく見える、結局カッコつけの理由が一番じゃないか説
なんだかんだ書きましたが、結局のところ個人的にはコレが一番の理由かも知れません!
アスリート風のカッコいいサングラスをしていると、それだけですごく上級者で走れる人のイメージを持たれます(様な気がします)!
僕は勝手にそう思ってますが、実際どう見られているかは分かりません。。
そういう勘違いの恥ずかしさも含めて隠せるのが、サングラスのいいところであります。
ジョギング用に購入すべき。お勧めのサングラスの選び方4選
ジョギングする時に着けるサングラスの選び方についてまとめてみました。
サングラスを選ぶ際には、以下の点に注意すると良いかと思います。
・UVカット率
・紫外線透過率
・レンズの色
・フレームの形状、色
以下に、サングラスを選ぶ際のポイントを詳しく説明します。
UVカット率が高いものを選ぶ。
サングラスを選ぶ際に一番重視するものとして、UVカット率が高いものを選ぶと言うことでしょう。
UVカット率が高いサングラスを選ぶことで、目を紫外線から守ることができます。
また紫外線による目の痛みや炎症、目の疲れや頭痛、乾燥、また光に対する過敏症、さらには白内障、網膜変性症、結膜炎などの症状を予防することができるようですよ。
UVカット率は、高ければ高いほど紫外線を防ぐ効果がありますから、できれば99%以上のものを選ぶようにしたいです。
紫外線透過率の低いものを選ぶ
紫外線透過率、可視光透過率は、今度は低ければ低い方がいいです。
読んで字のごとく、紫外線を透過させるパーセンテージですので、当然のことながらこれが低い方がいいわけです。
日差しの強い日に使用するのであれば、できれば1桁%台のものを選ぶべきでしょう。
レンズの色を選ぶ。色の濃さだけで選ぶのは間違い!
色が濃いレンズの方が紫外線をカットできると思っている方がいるかも知れませんね。と言うか自分もそう思っていました。
実はレンズの色は紫外線保護に直接関係がありません。
むしろレンズの色は薄いものを選ぶべきです。
色の濃いものより薄いものを選ぶ理由は、色が濃いと瞳孔が大きく開いてしまい、紫外線の影響を受けてしまうためです。
レンズの色には様々な色がありますが、色が薄めのものであれば、色を変えずに自然な視界をキープできますね。
ブラウンやオレンジのレンズは、色を変えずにコントラストを高めることができます。
またブルーやピンク、イエローは曇りや霧の日でも視界を明るく保つことができるのでお勧めです。
ただし色が薄い方がいいと言っても、当然のことながら前述通り、紫外線防止効果がないサングラスでは全く意味がないですので。念のため。
フレームの形状を選ぶ
フレームの形状や色を選ぶことで、自分に合ったサングラスを選ぶことも重要です。
形状によって、顔の形、頬骨や鼻の形に合ったサングラスを選ぶことができたり、印象を変えることができます。
自分の顔に合わないフレームを選ぶと、耳や鼻が痛くなってジョギングが不快になってしまいます。。
またフレームの色にも、様々なものがあるので、自分の好みや気分で変えて楽しみたいですね! 走るときのテンションも上がりますよ!
最後に。日焼け対策・熱中症対策も忘れずに
サングラスも大事ですが、日差しや紫外線は体中に降り注ぐので、日焼け対策も忘れずに行うようにしたいところです。
ここでは詳しく書きませんが、最近は男性の方でも日傘を差す方が増えてきているようですね。
ホントに昨今の日差しの強さ、暑さは尋常でないので、無理せず、自分のペースで走りましょうね。
それではまた。
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